蔵人便り
トヨタ紡織様による講習会
先日、弊社会議室にて従業員を対象にした講習会が行われました。
講師の小川邑明様(右)と進行役の弊社常務(左)
〜トヨタ生産方式 モノづくりの考え方〜 と題し、講師をして頂いたのはトヨタ紡織の小川邑明様です。
新しい工場で操業を開始した私たちが、今後どのように工場を動かし、どのように一人一人が作業を進めれば良いか、「トヨタ生産方式」に沿ったアドバイスを頂きました。
講習を受ける弊社従業員
実はトヨタ紡織様には新工場建設にあたり、作業性を考慮したレイアウトや効率の良い稼働方法などについて定期的にご指導を頂いておりました。更に、工場竣工の折には「Rize Up, KESEN」の文字をあしらった揃いの作業服を全従業員分頂戴するなど、震災以降継続的なご支援を頂いております。
震災から2年近くが経過し、弊社においてはハード面の復旧、復興をある程度スピード感を持って進めることができたと思います。反面、従業員一人一人のメンタルな部分を含む「ソフト」についてはこれに追いつかず、歯がゆさがあることを否めません。被災地の経済が成り立ち、それによる人々の暮らしが軌道に乗った時点で、ある意味「本当の復興」と言えるのだと思います。
震災によって「これまでの酔仙」、「これまでの地域社会」を失った私たちは、その環境の変化に合わせてこれからの自分たちも大きく変わって行かなければならないのです。どうやって売り上げを伸ばし、どうやってコストを抑えていくのか?
そのような中、震災から2年近く経った今も尚トヨタ紡織様をはじめ、多くの方々より継続的にこのようなご支援を頂いております。とても大事なことですし、とてもありがたいご支援を頂いております。
この記事のライター

醸造課・蔵人 醸造事務、室の子 金野泰明
酔仙で働けること、酔仙を飲めることがありがたいことです。ご支援、ありがとうございます。良い仕込みができるよう、落ち着いた気持ちで仕事に取り組むことを心がけています。
飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒はなによりも適量です。飲んだあとはリサイクル。
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