蔵人便り
SINAPによる復興レポート -初めて被災地に行き感じたこと-
今年の8月からシナップに加入した三国です。
シナップでは、酔仙酒造さん、陸前高田市にある「陸前高田未来商店街」の復興支援をお手伝いしています。先日現地での打ち合わせに参加してきました。
私は震災や復興に関して興味・関心が薄く、自分から積極的に情報収集や活動はしていませんでした。シナップに入社し、シナップの復興支援活動を通し、初めて被災地を直接見てきました。その時感じた思いをまとめます。
■東京で働く私は、現在は震災前と変わらない生活を送っています
このレポートを書いている日は2012年11月末。すでに震災から1年8ヶ月が経過し、あと少しで2013年を迎えます。
2011年3月11日の震災後には、計画停電による停電など、東京で働く私たちにも震災の影響が大きくありました。震災のニュースを見ない日はなく、東京でも余震が続き、落ち着かない日々を過ごしていたと思います。
震災から1年半経過した現在の東京ではどうでしょう。(私の生活する範囲では)すでに震災の影響は少なくなっており、震災前とそれほど変わらない生活を送っています。テレビ等での被災地の情報は減少し、東京で暮らす私にとって、震災は「過去の出来事」になりつつありました。
■2012年10月の陸前高田市の現状は
こちらの写真は2012年10月の陸前高田市の町並みです。
震災直後の「見渡す限り瓦礫の山」というイメージとは異なり、大部分の瓦礫やゴミはすでに撤去、もしくは数カ所に集められた状態になっており、周囲にはただ何も無い土地が広がっていました。
あんなに沢山あった瓦礫がきれいになっていて、震災後にたくさんの人達が力を合わせて頑張った結果なんだなと感じました。一方で、これからこの何も無い場所に、震災前のように町を作っていくなんて本当にできるんだろうかと、震災の圧倒的な被害の大きさを目の当たりにし、復興への道のりはまだまだ遠いんだなと、あらためて実感しました。
■シナップの復興支援を通して自分ができることは
今回被災地に訪問し実際に現地を見て、被災地の復興はまだ相当長い時間が必要なんだと、あらためて実感することができました。東京で暮らす私には、震災は「過去の出来事」と漠然と感じてしまっていましたが、実際はまだ始まったばかりでした。
これからはシナップの復興支援に参加することにより、微力ですが、少しずつ被災地のお手伝いができればと思います。
■シナップの震災復興支援プロジェクト「SINAP Christmas Project2012」
シナップでは年に一度、クリスマスシーズンに、日頃の感謝をこめた社会貢献活動として、チャリティイベントを行っています。
今年の「SINAP Christmas Project」はささやかですが、地元の方に少しでも元気や笑顔を届けたいと、SINAPの震災復興支援プロジェクトで日頃お手伝いしている陸前高田未来商店街にクリスマスのイルミネーションを贈りました。
イルミネーションの購入だけでなく、設置、撤収まですべて私たちがお手伝いすることで、地元の方々に楽しんでいただき、商店街を活性化していきたいと思います。
ご興味ある方は、ぜひスペシャルサイトをご覧ください。
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飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒はなによりも適量です。飲んだあとはリサイクル。
スーパーでこのお酒と出会いました。冷たく冷やして飲むととってもおいしくいただきました。これから家族皆で頂きたいと思います。
お正月のお土産にもしようかな?