蔵人便り
SINAPによる復興レポート -商品ラインナップページの写真撮影-
酔仙酒造のWebサイト制作に携わってからもう少しで1年が経とうとしています。
この仕事に私が携わってから、酔仙酒造では「雪っこ」に始まり「初酒槽」「上撰」などいくつかのお酒を出荷してきました。
震災前の出荷銘柄に比べるとまだまだですが、何もないところからスタートしてこれだけの数を出荷してきたというのは素直に感心しています。
さて、今までは出荷したお酒はおもに「お知らせ」として紹介してきましたが、出荷本数の関係などから皆様に紹介できていない銘柄もあり、今まで出荷した製品をまとめて紹介できるページが必要になってきました。
そこで、酒造メーカーとして絶対に必要な「商品ラインナップ」のページ制作を進めています。
「商品ラインナップ」のページでは、お客様にお届けする商品の魅力をわかりやすく伝える、素敵な写真がかかせません。
ただ、お酒の瓶の撮影は非常に難しくシナップでもどのように撮るべきなのかを検討していました。
そんなときシナップと以前から交流のあった、プロカメラマンの鞆岡隆史(ともおか たかし)さんにご協力をお願いしたところ快く快諾いただき、写真撮影を無料で行なっていただけることになりました!
鞆岡さんはコマーシャルフォトだけではなく、作品としての写真も撮られていて東京やニューヨークで写真展を行なうなど非常に精力的な活動を行なわれています。シナップもそんな鞆岡さんに全幅の信頼をよせています。
撮影当日は私も立ち会わせて頂きました。写真の通りかなり大掛かりな撮影セットです。
撮影に入ると、写真の出来を細かくチェックし、入念にセッティングを行い、納得のいく写真がとれるまで試行錯誤を繰り返しました。
結局すべてを撮り終わるころには、開始から4時間も経っていました。長い時間ご協力頂いた結果、本当に素晴らしい写真になりました。
近々商品ページは公開される予定です。みなさま公開されたら是非ご覧下さい。
P.S 撮影に使った商品は、鞆岡さんに差し上げました。次の日にうかがうと、さっそく「春いちしぼり」を飲まれていて、「すっごく美味しいです。一升瓶の三分の二は飲んじゃいました」とおっしゃってました。
酔仙のファンになって頂けたようで、私も嬉しい限りです。
鞆岡隆史(ともおか たかし)
山下順にコマーシャルフォト、小西裕典にガムプリントなどの古典技法を師事。 国内外への撮影取材・建築物・スタジオ撮影やPhotoshop Worldなどのイベント講演を活動の場とする。
写真の絵画的表現をライフワークとして植物などを撮影。作品歴:第二回ヤングポートフォリオ買上賞 ほか、全米写真家協会(PPA)会員。Adobe Photographers Directory 掲載。
作品サイト http://photo.67.org/
株式会社シナップ 柿内暢昌
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飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒はなによりも適量です。飲んだあとはリサイクル。
盛岡での展覧会を致した際、地元作家の方に貴社の焼酎秘粋を飲ませていただきました。
焼酎については、鹿児島大学の教授鮫島氏よりご教示いただき、また
製造過程においても、現地見学等熟知しています。
秘粋は、本場九州に勝るとも、劣らぬ、銘酒と認識致しております。
震災以前に購入の,古古、秘酔,43度、40度、それぞれ1本づつ
のまずに、現存しています。
復興おめでとうございます,秘酔の再来を待っております。