蔵人便り
特別純米酒「多賀多」の稲刈り行いました。
「多賀多」は原料米から水、造り手など、全て地元産にこだわった特別純米酒です。
酒米は、減農薬無化学肥料の陸前高田産「ひとめぼれ」を使用し、田植えから稲刈り、仕込みまで地域のみなさまと一緒に造る特別なお酒です。
今年も実が大きく育ち、いい出来に仕上がっています。
10月6日(火)、地元気仙小学校5年生9名の生徒さんが参加しました。
新型コロナウイルスの影響で、例年の田植え体験は残念ながら中止となりましたが、稲刈り体験はなんとか開催に!
生産者の菅野さん:『みなさん「米」という字は「八十八」という文字からできたと言われています。お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味です。
大切に育てられたお米なので、一粒一粒大事に食べましょう。』とお話がありました。
下から掴むよう稲を持ち、鎌を斜めに引き刈るのがポイント!
最初は危なげな手つきに、見る側がドキドキしてしまいました。
男子生徒さん:「結構力が必要で大変でした。僕たちは簡単に食べることができるけど、農家さんの大変な作業がわかってお米を大切にしようと思いました。」
女子生徒さん:「楽しかった!最初は怖かったけど、慣れてきて以外にスッと刈れました。」
▲コンバインで刈り、脱穀したお米
▲湿度を調整する乾燥機や虫食いを除く選別機などの説明に生徒たちも真剣な表情で学んでいます。
ひとめぼれは年明けに『特別純米酒多賀多』として仕込みます。
仕込み体験の模様もお伝えいたしますのでどうぞお楽しみに!
飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒はなによりも適量です。飲んだあとはリサイクル。
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