蔵人便り

思い出の品

新たな年を迎え、最初のブログになります。昨年中は本当にお世話様でございました。本年も酔仙酒造をどうぞよろしくお願いします。

昨年の大津波で全てを流されてしまった酔仙酒造ですが、それでも瓦礫の中からは酔仙の物が多数発見されました。ラベルや瓶、Pケース等がほとんどですが、中にはのぼり旗や半纏、前掛もありました。そして震災から9ヶ月以上経った昨年末、弊社の元に戻ってきたのは正門に掲げられていたプレートでした。真鍮の鋳物で造られた物で、「酔仙酒造株式会社」と書かれたそのプレートは中程から強い力で引きちぎられ、大きく歪んで傷だらけになっていました。

過去の物や失った物にこだわるつもりはありませんが、創業以来の「酔仙の歴史」が感じられるこのような品物には愛着が感じられて仕方ありません。

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酔仙酒・・・創業以来ずっと従業員の出勤を見守り続けたプレート。

 

 

この記事のライター

金野泰明

醸造課・蔵人 醸造事務、室の子 金野泰明

酔仙で働けること、酔仙を飲めることがありがたいことです。ご支援、ありがとうございます。良い仕込みができるよう、落ち着いた気持ちで仕事に取り組むことを心がけています。

オススメのおつまみきのこ関係、チーズ関係、豆腐

この記事へのコメント

復活おめでとうございます。
津波の映像を見た時は心臓が凍りつくようでした。
デパートの酒売り場で「酔仙」を発見した時は涙が出ました。
初酒槽(初ふね)と絆を買い求めてきました。嬉しいです。

【投稿】☆SKY☆

はじめまして。横浜の酒類愛好家(飲んべえともいう)の中年男でございます。基本的に酔えればいいので、酒の種類問わず値段で酒を買っていた者です。
地酒まで手を広げられなかったので、貴社を初めて知ったのは恥ずかしながら震災後、あの貴社が津波の被害に遭ったという報道と映像によってでございます。貴社の他に三陸には様々な造り酒屋があって、それがことごとく甚大な被害を被った事も知りました。冬になってようやく他の施設を借りて新酒を販売することにこぎつけた事を聞いて感動しました。しばらくの間被災地の復興した酒造のお酒を購入して微力ながら復興への手助けをしたいと思いました。その時のお酒「雪っこ」はネットでも即時完売にて買えませんでしたが、先日横浜高島屋に初酒槽を売っているのを発見して買いました。先日も先んじて復興酒を出した宮古市の「千両男山」を購入したところです。
高田の地へ戻って街と共に復興するまでには多大な費用と時間を必要とするかと思いますが、取り敢えず次のシーズンの「雪っこ」を楽しみにして待ってます。厳しい寒さが続きますが、従業員の皆様方におかれては、どうかお身体を大切に。それでは。

【投稿】石和田

こんにちは、東北地方を旅する楽しみの一つに、地酒を頂くことです、その中の一つに酔仙がありました。汽車の中でスルメをかじりながら、あの独特の味を思い出します。また機会を作り岩手に足を運んでみたいです。その時はまた酔仙を心から味わいたいです。

【投稿】多摩太郎

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