蔵人便り

トヨタ紡織様によるご支援、その②

 先日、弊社の従業員二人で出張に行って参りました。目的はといいますと・・・

 愛知県豊田市のトヨタ紡織様工場見学。そして山口県岩国市の旭酒造様工場見学です。以前ブログでご紹介したとおりトヨタ紡織様からは震災後、様々なご支援やご指導を頂きました。今回の出張はその延長線で、生産方式や効率改善に視点をおいた見学ツアーを企画して頂いたものです。普段は外へ出る機会が少ない製造部の二人ですが、慣れない飛行機に乗り、何とか目的を果たしてきました。

トヨタ紡織猿投(さなげ)工場では、車のドアの内張やシートの組み立てラインを見学しました。まずはその規模、その活気に圧倒され酔仙二人はポカーンと口を開けて見とれてしまいました。その光景だけでも十分に刺激的で勉強になるという物です。説明を聞きながら見学通路を進むうちに私たちには「改善」、「タイミング」、「効率」というようなキーワードが見えてきました。課題や問題が発見されたなら直ちに改善することはコストの削減と安全性の向上にすぐ結びつきます。必要な物を必要な数だけタイミングよく生産すれば在庫管理やそれに伴う手間を省くことができて効率が上がります。

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慣れないスーツで慣れない飛行機・・・「わたしの知らない世界」を見てきました。

 

翌日伺った山口県の旭酒造様はあの「獺祭(だっさい)」を醸すすばらしい蔵元です。営業担当の方に丁寧な説明を頂きながら二人は興味深々で工場の中を見学させて頂きました。また、貴重なお時間を割いて頂き社長様のお話も伺うことが出来ました。

以前は地元での販路も開拓することが出来ず、大変苦労をされたそうですが自らの現状を把握し、自分たちの持っている設備でどんな方策が打てるのか模索してきた結果「吟醸一筋、四季醸造」という今の経営スタイルが生まれたそうです。

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旭酒造様の「洗米風景」・・・張りつめた緊張感のある現場でした。

 

二日間の出張を経て、世界で活躍する2つの企業に共通する強さ「傾向と対策」という言葉が頭に浮かんできました。傾向を把握し、その対策をとる・・・単純で簡単そうな事ですが、日々仕事をする中でよほど意識するかまたはシステム化などしないと「忙しいから」という言い訳でお茶を濁してしまいそうです。

酔仙、復興、現状。そのためには・・・帰りの飛行機でいろいろな事を考えながら帰ってきました。

 

この記事のライター

金野泰明

醸造課・蔵人 醸造事務、室の子 金野泰明

酔仙で働けること、酔仙を飲めることがありがたいことです。ご支援、ありがとうございます。良い仕込みができるよう、落ち着いた気持ちで仕事に取り組むことを心がけています。

オススメのおつまみきのこ関係、チーズ関係、豆腐

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